チェンソーマンレゼ編の聖地「女坂」場所はどこ?御茶ノ水・神田デートコース完全ガイド

『チェンソーマン』ファンなら誰もが期待する「レゼ編」。そのキービジュアルに描かれた、雰囲気たっぷりの階段や街並みがどこか知っていますか? 実はここ、東京のど真ん中にある「実在のスポット」なんです。

この記事では、特定班によって判明した「女坂」を中心とした聖地情報と、デンジとレゼのような「エモい写真」を撮るためのコツを徹底解説します。

結論から言うと、この場所は「今すぐ行かないと景色が変わってしまう」可能性があります。その理由も含めて、詳しく見ていきましょう。


【結論】レゼ編の舞台は「御茶ノ水〜水道橋」エリアで確定(マップ付)

まず、皆さんが一番知りたい「場所」についてズバリお答えします。 ポスターや予告編に登場するあの印象的な階段や街並みは、東京都千代田区の「御茶ノ水(おちゃのみず)から水道橋(すいどうばし)」にかけてのエリアでほぼ間違いありません。

具体的には、JR御茶ノ水駅の「御茶ノ水橋口(おちゃのみずばしぐち)」を出てすぐのエリア一帯です。御茶ノ水駅から神田川沿いを水道橋側に進むことでたどり着きます。 忙しい方のために、要点を3つにまとめました。

  • メイン聖地:「女坂(おんなざか)」と呼ばれる実在の階段。
  • エリアの雰囲気:明治大学や山の上ホテル周辺の「駿河台(するがだい)」エリア。
  • 最寄り駅:JR中央線・総武線「御茶ノ水駅」またはJR中央線・総武線「水道橋駅」。

スマホのマップで検索する際は、「千代田区猿楽町女坂」と入力してください。 駅から徒歩5分ほどで、あの世界観に到着します。

なぜここだと断定できるのか? それは、階段の手すりの形状、周囲の石垣の積み方、そして何より「坂の多い街」としての地形、映画・漫画のワンシーンが、作中の描写と完全に一致しているからです。

このエリアは、古くからの学生街でありながら、一本路地を入ると昭和の空気が色濃く残る、不思議な場所。 デンジとレゼが、学校帰りのような雰囲気で過ごしたあの空気感は、この街だからこそ生まれたものだと言えるでしょう。

【深掘り】なぜ「女坂」と「翠ビル」なのか?この情景の良さとは

では、なぜ作者や制作陣はこの場所を選んだのでしょうか? ここには、単なる「背景」以上の意味が隠されているように感じます。

デンジとレゼの出会いの場「電話ボックス」

主人公デンジとレゼとであった電話ボックス。ファンの間では候補となる電話ボックスは複数あると言われていますが、ここでは最も一致度が高いと言われている場所を紹介します。

場所:〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1丁目

場所は都営新宿線、神保町駅から白山通りを北に進むと設置されています。この電話ボックスはの周りの植栽や、ガードレールの形が映画のワンシーンと一致しています。雨が降った日にはまさしく映画のシーンそのもの。雨の降る少し憂鬱な日も、映画のワンシーンを思い出せる良い風景です。

この電話ボックスには花束が置かれていました。記念撮影のための順番待ちが発生するのはこの公衆電話くらいかも…

対象の電話ボックスはこちら

哀愁漂う「女坂」の秘密

「女坂」という名前、なんだか少し意味深ですよね。 実はこの近くには「男坂」という、一直線で急な階段もあります。それに対し「女坂」は、途中で踊り場があり、緩やかに曲がりながら下っていく階段です。

場所:〒101-0064 東京都千代田区神田猿楽町2丁目4−7女坂

  • 段数と形状: 80段以上の石段が続き、途中で折れ曲がる構造が、先の見えない二人の関係性を暗示しているようにも見えます。
  • 夜の雰囲気: 昼間は学生やサラリーマンの通り道ですが、夜になると街灯がぼんやりと灯り、人通りが減ります。この「都会の真ん中にある静寂」が、デンジとレゼの逃避行のような切なさを演出するのに完璧なロケーションなのです。
米津玄師,宇多田ヒカル「JANE DOE」×『チェンソーマン レゼ篇』MV/KenshiYonezu,HikaruUtada-JANE DOE×ChainsawMan–TheMovie:RezeArc

記念撮影のために来た観光客の姿も。少し降りた踊り場には花が添えられていました。

モデルとなった女坂はこちら

「翠ビル」と「緑に飲み込まれた都市」

ファンの間で話題になっている「喫茶店に向かうために曲がるビル(通称:翠ビル)」や、レトロな建築物。

場所:〒101-0064 東京都千代田区神田猿楽町2丁目5−8 葵ビル

翠ビルとは映画のワンシーンで、レゼがバイト先である喫茶店「二道」へ向かう際に出てきたビル。
ビルの形状や周りの植栽周辺の建造物のほとんどが一致しています。ビルの名前こそ違いますが、映画のモデルはここで確定と言えます。翠ビルの間には女坂へと向かう道が続いています。

米津玄師,宇多田ヒカル「JANE DOE」×『チェンソーマン レゼ篇』MV/KenshiYonezu,HikaruUtada-JANE DOE×ChainsawMan–TheMovie:RezeArc

となりのビルでは工事が行われていました。映画でのワンシーンにも白い防音壁が見受けられますが、これから工事が進めば風景が変わっていき、もうすぐ見れなくなってしまうかも…

モデルとなった葵ビルはこちら

レゼのバイト先「二道」への小道

レゼの働いてるカフェの候補はいくつかありますが、ここでは小道の一致度が高い場所を紹介します。

場所:〒101-0064 東京都千代田区神田猿楽町1丁目3−5

チェンソーマン:レゼ編 にてレゼがバイト先である「二道」へ向かう道。
映画のモデルとなったと言われているカフェの中で小道の形の一致度が一番高い場所です。雑居ビルと雑居ビルに囲まれた道で、道の突き当たりにはカフェがあります。道幅はあまり広くなく、少し暗めな通りで、人通りはあまりありません。

こちらが「二道」への小道

ファンの中でレゼが働いていたカフェのモデルと噂される喫茶エル

店前には、映画内で主人公たちを象徴するガーベラヒナギクが飾られていました

他にも聖地が…?

ファンの間で話題になっている映画の聖地や、レトロな建築物。これらは、特定の1つの場所はもとより、このエリア特有の「昔ながらの建築と自然の融合」をモデルにしていると考えられます。

御茶ノ水周辺には、かつて「山の上ホテル」や古い出版社のビルなど、歴史ある建物が多く存在しました。しかし、現在は再開発が進んでいます。 植物が建物を覆い尽くすようなビジュアルは、「爆弾」という破壊的な力を持つレゼと、それでも「花」のように美しい彼女の二面性を表しているようにも見えませんか?

もし、作中と全く同じ「建物」が見つからなかったとしてもガッカリしないでください。神田の路地裏を歩けば、まだひっそりと息づく「似た雰囲気のレトロビル」に出会えるはずです。 「もうすぐ消えてしまうかもしれない風景」を見に行くことこそが、レゼ編の聖地巡礼における最大のテーマかも…?

【実践】デンジとレゼになりきる「完全再現」撮影テクニック

せっかく聖地に来たのなら、最高に「エモい」写真を撮りたいですよね。 SNSでいいねを量産できる、撮影のコツを伝授します。

1. 時間帯は「夕暮れ〜夜」もしくは雨上がりの「昼間」

明るい昼間に行っても楽しいですが、レゼ編の雰囲気を出すなら「日が沈んでから」が本番です。 街灯のオレンジ色の光が濡れたアスファルトや石段に反射する時間は、まさに映画のワンシーン。実は雨のシーンが多いチェンソーマン:レゼ編。もし雨が降っていたら、傘をさして撮影することで再現度は120%になります。

2. 「ローアングル」と「引き」を使い分ける

  • 階段のシーン: スマホのカメラを低い位置(足元くらい)に構えて、階段を見上げるように撮ってみてください。階段の奥行きが出て、迫力が増します。
  • 二人の会話シーン: 少し離れた場所からズームを使って撮影すると、背景がギュッと圧縮されて、アニメのような「密度の濃い背景」が作れます。

3. 服装のポイント

可能であれば、少しラフな服装や、作中の季節感に合わせた格好で行くと、写真への没入感が違います。 被写体になる人は、カメラを直視せず、「どこか遠くを見ている」あるいは「会話している途中」のような自然なポーズをとるのがコツです。

【世間の反応】聖地巡礼のマナーとファンの声

SNS上では、すでに聖地巡礼を済ませたファンから多くの反響が寄せられています。

「女坂の雰囲気がそのまんますぎて鳥肌立った……」 「夜に行くとマジでレゼがいそうな空気感ある」 「近くの喫茶店でコーヒー飲んでたら、デンジの気持ちになれた」

といった感動の声が多い一方で、こんな切実な意見も。

「近くの古いビル、取り壊し工事始まってた……ショック」 「行くなら早めがいいかも。景色がどんどん変わってる」

【超重要:聖地巡礼のマナー】 ここで皆さんに必ず守ってほしいことがあります。 このエリアは観光地ではなく、「生活の場」であり「学びの場」です。

  • 大声で騒がない: 住宅や病院、学校が近くにあります。
  • 道を塞がない: 通行人の邪魔にならないよう、撮影は手短に。
  • 私有地に入らない: ビルの敷地内やマンションの階段には絶対に入らないでください。

ファンのマナーが悪ければ、最悪の場合、撮影禁止になってしまうこともあります。「チェンソーマンファンはマナーがいいね」と言われるよう、ステルスに行動するのが、公安デビルハンターとしての嗜みです。

【考察と今後の影響】

今回の聖地特定は、単に「場所がわかった」という以上の意味を持ちます。 それは、「アニメ体験の拡張」です。

映画館でレゼ編を観た後、その足で御茶ノ水に行き、実際の空気を吸う。 そうすることで、物語の切なさや感動が、よりリアルな体験として記憶に刻まれます。これは、配信で見るだけでは得られない、特別な体験です。

また、このエリアは現在、大規模な再開発の波にのまれています。 作中の風景は、もしかすると数年後には見られなくなってしまうかもしれません。 『チェンソーマン』という作品が、「失われゆく昭和の東京」をフィルムの中に保存してくれたとも言えるでしょう。

私たちにできるのは、マナーを守りながら、その景色を目に焼き付けること。 この聖地巡礼は、変わりゆく東京の景色を楽しむ、最後のアドベンチャーになるかもしれません。


まとめ

いかがでしたか? 今回は、チェンソーマン劇場版レゼ編の聖地と言われる「女坂・御茶ノ水エリア」について解説しました。

【今回のポイントまとめ】

  • 聖地は「御茶ノ水・神田の女坂」周辺。
  • おすすめの時間帯は「夕暮れから夜」
  • 再開発で景色が変わる可能性があるため、早めの訪問がおすすめ
  • 住民への配慮とマナーを忘れずに。

今度の週末、あるいは仕事帰りに、ふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか? もし実際に訪れたら、どんな雰囲気だったか、ぜひSNSやコメントで教えてくださいね!

「ねえ、君も一緒に行かない?」

そんな誘い文句で、気になる人を誘ってみるのもアリかもしれませんよ。 それでは、良き聖地巡礼を!

米津玄師,宇多田ヒカル「JANE DOE」×『チェンソーマン レゼ篇』MV/KenshiYonezu,HikaruUtada-JANE DOE×ChainsawMan–TheMovie:RezeArc
本ページでは作中画像を比較研究目的で使用しています。作中画像はすべて「米津玄師,宇多田ヒカル「JANE DOE」×『チェンソーマン レゼ篇』MV/KenshiYonezu,HikaruUtada-JANE DOE×ChainsawMan–TheMovie:RezeArc」をもとにしております。
作中画像の著作権は©2025 MAPPA/チェンソーマンプロジェクト ©藤本タツキ/集英社に帰属しています。

チェンソーマン:レゼ編でもたくさんの特殊演出方式で上映されました。特殊な上映方法に関する情報はこちらから

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