つみたてNISAがいいって聞くけど、たくさんの情報があって分かりにくいなぁ
良いところを抜粋して紹介するよ!
基本的な条件
つみたてNISAの基本は主に以下の6つとなっています。
つみたてNISAは生活の負担にならない範囲かつ損する可能性やデメリットができるだけ小さくなるように気を付けれられた制度になっています。
それぞれの条件についてもっと詳しく説明がほしい場合は以下のリンクからどうぞ!
積み立て期間[2023~2042年]
つみたてNISAは一般NISAの5年の保有期間と比べてもっと長い20年間保有することができるんです。
積み立てた年から20年間運用可能
積み立てた年から20年間、非課税で運用できます。現在のつみたてNISA制度は2042年までとされています。
したがって、2023年に投資したものは2042年まで、2042年に投資したものは2061年までの運用は非課税となります。
制度が開始された2018年から始めていた場合、2042年まで25年間で最大1000万円の積み立てが可能で、最長で44年間の運用となります。
今年、2023年から始めた場合でも、2042年まで20年間で最大800万円の積み立てが可能で、最長で39年間の運用となります。
2024年スタートなら最大で760万円、2025年スタートなら最大で720万円と制度終了の年が決まっているため、開始する年が遅くなれば、それだけ積み立てが可能な額も徐々に減っていきます。
また、税制が改正されて期間が延長されれば、それからもずっとお得に運用できます!
実際に2024年からの新NISAでは年間投資枠120万円で最大投資枠1800万円の恒久化が予定されています。
運用期間が長ければ、得られる利益も増えるので、はじめるのは早い方が良いと言えますね!
つみたてNISAの魅力
つみたてNISAの魅力を5つのポイントにまとめました!
5つのポイント
2023年でのポイントを紹介します。
- 少ない額での運用
- すべての運用益が非課税
- 投資してから20年間、毎年40万円が非課税
- 国が認めた長期・積立・分散投資に適する商品
- 解約や売却がいつでも可能
これらがつみたてNISAの特徴的なメリットです。
少ない額での運用
100円(ネット証券)などの少額から投資することが可能です。
したがって、まとまった資金は要りません。各個人の無理のない範囲での投資をすることができます。
すべての運用益が非課税
投資から得られる分配金や譲渡益(売却益)の全てが非課税となります。
投資してから20年間、毎年40万円が非課税
一般NISAでは5年間ですが、つみたてNISAでは20年間という長い期間での運用で非課税となります。
各年に購入した投資信託を保有している間に得た分配金と、値上がりした後に売却して得た利益(譲渡益)が購入した年から数えて20年間、課税されません。
国が認めた長期・積立・分散投資に適する商品
投資することができる商品は、金融庁が認める、長期の積立・分散投資に適した一定の公募株式投資信託と上場株式投資信託(ETF)に限定されます。
これらの対象商品は、販売手数料が0円で信託報酬が低水準、頻繁に分配金が支払われないなどといった法令上の条件をクリアした商品となっています。
解約や売却がいつでも可能
コツコツと定期的に積み立てた資産は、いつでも、いくらでも売却することができます。
長期間続けることでリスクを軽減できますが、積み立てた資産をその時々の必要な出費に充てることができます。教育資金や車や家などの大きな買い物をする際に積立金を切り崩して利用できます。
投資枠の使い方
つみたてNISAでは主に月額指定での投資を行うことが多いです。ここでは、毎月の積み立てのきとき、どのようなパターンがあるのか紹介します。
非課税枠が年間40万円であるため、1年で上限ピッタリの積み立てを行う想定です。
月額のみ
3万3333円/月→12ヶ月で40万円を目指す
毎月の積み立て金額をすべて一定額(最大:年間40万円を12ヶ月で分割)
月額+ボーナス投資が可能
ボーナス月(増額月)の設定を、年2回まで好きな日に指定できます。
3万円/月、ボーナス 2万円 2回/年→12ヶ月で40万円を目指す
1万円/月、ボーナス 14万円 2回/年→12ヶ月で40万円を目指す
などの設定が可能です。
ボーナスに合わせて月額に上乗せして投資するといったことが可能なため、毎月の負担は大きくせずに、できるだけ多くの非課税枠を使いたい方におすすめです!
一年目だけできる上乗せ投資
1年間の買付可能額に余裕があり、その年の投資額を増やしたいときに利用できます。
1月以外から始めた場合(2月~)、その年だけ月額を増やして40万円を目指し、2年目からは12か月の積み立てを前提とした月額での投資を行うことができます。
したがって、年を跨がなければ、非課税投資枠である40万円分を減らすことなく使い切ることができるのです。
月額だけじゃない!積み立てのやり方
つみたてNISAの積み立て間隔は他にもあり、金融機関によっては毎週や毎日の積み立てが可能なものもあります。
毎日積み立ての場合、日額指定や月額指定(指定した金額÷ファンド営業日)など、利用できる方法が複数ある金融機関も存在します。
希望する「積み立て頻度」があるのかどうかは利用する金融機関によるため、事前に調べた上でNISA口座の開設申込をするようにしましょう。
つみたてNISAを賢く活用
メリットや利点がたくさんあるとは言われていても、それを活用できなければ最大限に利益を上げることはできません。何ができてどのように利用するのか”知る”ことで得られるアドバンテージを最大にしましょう。